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其ノ六 霧の中の巻

項羽と琳彪の死にショックを受ける小次郎。
霧風は忍びの死がどういうものなのかを諭そうとするが小次郎には理解できなかった。

一方、八将軍を三忍も失った夜叉姫は、雷電と闇鬼の二人を出撃させる。

シンクロ部の大会を護衛する風魔たち。
だが、雷電と闇鬼は水中から妨害を始め、飛び込んだ小次郎も水中での戦いに苦戦する。
その時、霧風が霧を起こし始めた……。


芸術の秋
スポーツの秋
そして小次郎の秋
ってトリコロールのビニールプールで赤縞のくらっしくスタイルの水着でシンクロの練習を見学する小次郎。
明るく振舞う小次郎が、無理して明るく振舞っているのではないかという姫子さん。

場面変わって、石を積んで作った小さな二つのお墓に手をあわせる小次郎。
やってきた霧風がそんな小次郎を風魔としての生き方が中途半端だという。
ちょっと冷たいようだけど、次のシーンでは姫子に小次郎がちゃんと食事をしているか尋ねていて、気にかけていることがわかる。

食事といえば、今回は食事シーンがなかった。好きなのに。

シンクロの大会の当日、霧風と小次郎はプールサイドからちょっとちょっと離れた場所から見守っている。
水中では夜叉の雷電と暗鬼が競技者の邪魔を。
すかさず飛び込む小次郎。
霧を起こし身を隠してからプールに飛び込む霧風。
ジェスチャーで霧風を誘う夜叉。

「血を見るのはあまり好きではないのだが」って戦う前に言っちゃう霧風、血を見せるのはもちろんあなたですよね、自分が血を流すわけではなく。
「夜叉のやつらはあいつが何とかしてくれるはずだ」と竜馬の兄者も信頼している様子。

再度シンクロの演技をすることになったけれど、選手の一人が負傷してできそうにない。振り付けやフォーメーションを覚えている代わりの選手がいないというコーチの言葉に、とっさに蘭子さんが「小次江」さんがいるじゃないと機転を利かす。
不思議なことに、サッカーの試合のときの女装はかなり無理があったけれど、水着はそれほど違和感がなかったりする。
含み笑いをする竜魔。

場面は霧風と夜叉の戦いに。
霧風は幻影を見せることができるよう。
策略にはまって雷電は自ら崖に飛び込み退場。
でも目の見えない暗鬼には通用しない。
その代わりに音には敏感なので音で惑わしてやっつけちゃいました。

小次郎がお墓にやってくると先客が。
「くると思っていた」
「またお説教しに来たのかよ~」
でもそういう雰囲気には見えないです。
「なあ霧風、忍びに心はなくてもいいのか。忍びは心をなくすべきなのか? 俺は仲間が死んで悲しいから悲しいといいたい。お前はどうなんだ」
霧風、が霧を起こしたのは肯定なのか涙なのか。
多分両方なのだと思う。

前回白虎が放った伝書鳩が夜叉姫に風林火山のありかを伝えました。

竜魔あんちゃんの出番が少なくてちょっとさびしかった。

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