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刑事 コロンボ
刑事 コロンボ
「あたし、ロサンゼルス市警のコロンボです。殺人課の」こんなセリフで登場するす風采の上がらない薮睨みのすけたおじさんなんですが、とっても鼻が利く(本能的に犯人がわかってしまうという意味で)コロンボ警部(日本語吹き替えや訳では警部ですけど、本当は警部補らしいです)も私のヒーローの一人です。
  コロンボも架空の人物なのですが、そのモデルとなっているのも物語上の登場人物「ブラウン神父」「ペトロビッチ検事」だそうで、なるほどといっていいのかうーんとうなってしまえばいいのかわからない感じです。
 まぁモデルがなんであれコロンボは確かに魅力的です。
 はじめはこきたない感じと何回にも小分けにしてねちねちと被疑者に迫るところが嫌いだったのですけれど、慣れるとそのしつこさを快く思えるようになり、後になってシリーズ第一作の「殺人処方箋」のこざっぱりとしたコロンボを見てからは、こきたなさが魅力の一つなのだと確認しました(笑)

■コロンボのプロフィール■

ニューヨークのチャイナタウンの近くで生まれ育つ。家族は祖父・両親・五人兄妹の八人家族。両親ともにイタリア系。 父親の年収は五千ドルを越えたことがなく、コロンボ自信はいたずらばかりする悪ガキでギャング映画が大好きだった。朝鮮戦争に従軍したあと警官を志し、ニューヨークの12分署に配属され'58に西海岸に引っ越ししし、その後はずっとロサンゼルス警察で殺人課に勤務している。射撃は得意でないので拳銃は持ち歩かず、高いところ、針、血を見ることが苦手。飛行機と船に酔いやすく、ビリヤードとゴルフは上手。

レインコート
コロンボのトレードマークともいえるもの。コロンボ役の俳優ピーターフォーク自身が用意したものらしい。
第一作の『殺人処方箋』ではおニュウのオーバーを来て登場したが、気に入らなかったらしくすぐによれよれのレインコートに戻った。

愛車
プジョー403というフランス製のスポーツカーだったが、現在ではスクラップ寸前のぼろ車と化している。

愛妻
二言目に「うちのカミサンがね」というセリフを口にするコロンボ。でも作品中には一度も登場したことはない。『ミセスコロンボ』というコロンボ夫人が主人公になっているシリーズにはコロンボが登場しない。

愛犬
バセットハウンド種「黒のエチュード」でコロンボになついたので拾われ、以来ペットに。アイスクリームが好物で隣家のプールで泳ぐのが大好きなあまり頭はよくなさそうな犬。名前はつけていないらしい。

作品タイトル

1. 殺人処方箋 2. 死者の身代金 3. 構想の死角 4. 指輪の爪あと 5. ホリスター将軍のコレクション 6. 二枚のドガの絵 7. もう一つの鍵 8. 死の方程式 9. パイルD-3の壁 10. 黒のエチュード 11. 悪の温室 12. アリバイのダイヤル 13. ロンドンの傘 14. 偶像のレクイエム 15. 溶ける糸 16. 断たれた音 17. 二つの顔 18. 毒のある花 19. 別れのワイン 20. 野望の果て 21. 意識の下の映像 22. 第三の終章 23. 愛情の計算 24. 白鳥の歌 25. 権力の墓穴 26. 自縛の紐 27. 逆転の構図 28. 祝砲の挽歌 29. 歌声の消えた海 30. ビデオテープの証言 31. 5時30分の目撃者 32. 忘れられたスター 33. ハッサン・サラーの反逆 34. 仮面の男 35. 闘牛士の栄光 36. 魔術師の幻想 37. さらば提督 38. ルーサン警部の犯罪 39. 黄金のバックル 40. 殺しの序曲 41. 死者のメッセージ 42. 美食の報酬 43. 秒読みの殺人 44. 攻撃命令 45. 策謀の結末 46. 汚れた超能力 47. 狂ったシナリオ 48. 幻の娼婦 49. 迷子の兵隊 50. 殺意のキャンバス 51. だまされたコロンボ 52. 完全犯罪の誤算 53. かみさんよ、安らかに 54. 華麗なる罠 55. マリブビーチ殺人事件56. 殺人講義57. 犯罪警報 58. 影なき殺人者 59. 大当たりの死 60. 初夜に消えた花嫁 61. 死者のギャンブル 62. 恋におちたコロンボ 63. 4時02分の銃声 64. 死を呼ぶジグソー 65. 奇妙な助っ人 66. 殺意の斬れ味 67. 復讐を抱いて眠れ 68. 奪われた旋律 69. 殺意のナイトクラブ

◇感 想◇

 刑事ものならコロンボがお気に入り。 視聴者には先にに犯罪現場を見せておいてコロンボに、犯人と動機を推理させてゆくのが楽しい。
最初の頃は、ちょこちょことしつこいくらいのタイミングで現れるコロンボの様子に苛立ち、犯人に同情していたこともありましたが、現在では、もっとねちっこくつっこめばいいのにと思うようになりました。
新・刑事コロンボになってからはちょっと手法が変ってしまったのですが、コロンボの魅力にかわりはありません。

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